2025.03.06

3月1日は、MASの増田琴乃先生にご協力いただき「つかめる水を作ってみよう!」講座を開催しました。 ※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、小...

3月1日は、MASの増田琴乃先生にご協力いただき「つかめる水を作ってみよう!」講座を開催しました。 ※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、小学生時代に「こども店長」を経験した18歳以上のアシスタントスタッフのことです。 実験の楽しさや面白さを体験してもらいたい!と琴乃先生が今回の実験講座を企画してくれました。 はじめに、「つかめる水」ってどんなもの?について説明をしてもらいました。 使用するものは、水とアルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムです。 アルギン酸ナトリウム水溶液を塩化カルシウム水溶液と反応させると、薄く膜の張った「つかめる水」が完成します。 アルギン酸は海藻のヌルヌル成分です。 カルシウムの水溶液に触れるとゲル状になります。 その反応を利用してゲルの中に「水」を閉じ込めて「つかめる水」を作っていきます。 琴乃先生が、実験の工程を説明しながらデモンストレーションをしてくれました。 琴乃先生が行った手順に合わせて、みんなも実験を進めていきます。 アルギン酸ナトリウム水溶液を作ります。 500mlのペットボトルに水またはぬるま湯を半分入れ、その中に、アルギン酸ナトリウムを2g加えて溶かします。 ペットボトルのフタをしっかりしめて、完全に溶けるまでよく振って混ぜます。 約5分間ほどペットボトルを上下に振り続けます! 「つかれたよ~」「すごい大変!」「まだ溶けてないかな?」かなり大変な作業ですが、琴乃先生から「ここの工程をしっかり行うことできれいな作品に仕上がるよ」とアドバイスをいただきました。 気泡やダマがなくなるまでみんな頑張って混ぜることが出来ました。 途中、休憩をはさみ、先ほど琴乃先生がデモンストレーションで作った「つかめる水」をみんなに紹介してくれました。 みんなからは「すごーい」の歓声が! 楽しい実験結果が得られそうですね。 アルギン酸ナトリウムが完全に溶けたかどうかを、琴乃先生が一人ずつ確認します。 OKをもらった方は、乃輝先生に着色料を入れてもらいます。 こちらも振って混ぜます。 続いて、塩化カルシウム水溶液を作ります。 ボウルの水の中に塩化カルシウムを加えて溶かします。 こちらも完全に溶けるまでしっかりと混ぜていきます。 いよいよ本番です! スプーンやお玉に、アルギン酸ナトリウム水溶液を入れ、塩化カルシウム水溶液に素早くくぐらせます。 皆さんとても上手です。 たくさん作ることが出来ました。 形が崩れないように、15分ほどこのままの状態にしておきます。 その間に、琴乃先生から今回の実験結果について詳しく解説をしてもらいました。 さあ、自分で作った「つかめる水」の結果はどのようになったでしょうか。 アルギン酸ナトリウム水溶液にゲル状の膜が張り、つかめるようになりました。 「きもちいい~」「とっても不思議!」「おもしろい!」「たくさん持って帰りたいな」みなさん大興奮です。 強く握ると膜が破れ、中のアルギン酸ナトリウム水溶液が飛び出します。 大胆につぶしたりしながら楽しむことが出来ました。 琴乃先生、乃輝先生、とても愉快な実験講座をありがとうございました。 次回の開催もおたのしみに!
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