2024.12.23

12月2日は、防災士・管理栄養士の向坂智子先生にご協力いただき、ちびっこプログラム『親子で学ぼう防災グッズ』を開催しました。 知識と技術を身につけ、い...

12月2日は、防災士・管理栄養士の向坂智子先生にご協力いただき、ちびっこプログラム『親子で学ぼう防災グッズ』を開催しました。 知識と技術を身につけ、いつ起こるか分からない自然災害に備えます。 地震の揺れを想定し、『まず低く、頭を守り、動かない』動作を試してみましょう。これはシェイクアウト訓練と呼ばれ、2008年にアメリカで始まり世界各地でも行われているそうです。 避難をする時はヘルメットを被り、長袖、長ズボンを着用し肌の露出を控えます。 赤ちゃんと一緒の場合は抱っこやおんぶがすぐにできるように抱っこ紐などを準備しておきます。 大災害が起こった時は瓦礫やガラスの破片の上を避難する状況も考えられます。 実際に被災した方の体験談から軍手よりも丈夫な皮の手袋、靴にはインソールを入れて少しでも怪我を避ける服装を心掛けます。 ちいさなお子様はまだイメージが掴めなかったり、災害の写真を見ると怖がってしまうこともあるかもしれません。 そんな時は絵本を使って親子で一緒に考えてみることもおすすめです。 頭を守るものが近くにない場合はどこで揺れがおさまるのを待つのか、外出中はどうするのかなどハザードマップも活用しながら家族で話し合ってみることも大切ですね。 緊急時に備えてAEDの使い方や応急手当も知る機会があると安心です。困った時は周りの人と助け合って役割を分担します。 防災グッズは緊急避難用、自宅備蓄用、常時持ち歩き用を準備しましょう。 大判のスカーフや風呂敷は怪我の止血や着替え時の重ね着など各用途に合わせて使用できます。お母さんがいつも使っている衣類も色や香りでお子様が安心できるグッズとして1枚入れておくといいそうです。 非常食は実際に味を確認して美味しく食べられるものを備蓄します。 お子様には甘味のあるものやビスケットも水分と一緒に準備します。取り分け用の容器や小さなスプーンも入れておきましょう。 食事が提供される環境に避難する場合、アレルギーのある方はビブスやワッペンでアレルギーの食材が周りの人に伝わるように工夫します。 自然界にないオレンジ色のものを身に着けていたり、鏡を反射させて光らせると外から見つけてもらえる確率があがるそうです。 その他にも感染症を防ぐために大切な歯ブラシ、ウェットティッシュ、おもちゃなど、必要なものをリストアップして荷造りをしましょう。 限られたスペースでの避難生活は大人も子どももストレスが溜まり、車中泊を検討することも出てくるかもしれません。 家族だけの空間を確保することはできますが、日用品は家族分必要になります。 先程の荷物を乗せてみると、車内が少し窮屈になりました。 このスペースで家族が何日も生活をしていくことはかなり厳しい状況です。避難生活の過酷さを実感します。 1人が持ち出せる荷物は8kgまでとされています。 必要なものを厳選し、赤ちゃんを抱っこしても運ぶことができるのかシュミレーションしたり、実際に背負って確認をしてみましょう。 荷造りができてもすぐに取り出せなくては意味がありません。荷物を全て取り出し、リュックやケースにもう一度しまってみます。 何が入っているか分かるように外側に書いたりメモを貼っておくのもいいですね。 日頃の備えや訓練が災害時の生活を支えてくれます。 ご自宅でも今できる備えを家族で考えてみてくださいね。 向坂先生、ありがとうございました。
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