2024.08.04
7月30日は岩本三四郎先生にご協力いただき、「マンガ模写に挑戦!」の講座を開催しました。模写することを通して、線の流れや絵のタッチなどを知り、効果的な...
7月30日は岩本三四郎先生にご協力いただき、「マンガ模写に挑戦!」の講座を開催しました。
模写することを通して、線の流れや絵のタッチなどを知り、効果的な描き方を学んでいく講座です。
先生が「同じ絵を何度も模写すると絵を描くテクニックが上達していきます。」と教えてくれました。
講座ではプロの漫画家が使っている「ケント紙」「Gペン」「スクリーントーン」などの画材を使います。
はじめに、全体のバランスをとるためにコピー用紙に軽い筆圧で素早く全体像を描いていきます。
この工程を「ラフ」と言い、本番の紙「ケント紙」に下書きを描くための前準備の段階を指します。
ラフは元とする絵と同じくらいの大きさで描くのがコツです。違う大きさで描いてしまう、とケント紙に描く時にまた全体のバランスや線の太さなどを考え直さなくてはいけなくなり、模写が難しくなってしまします。
ラフで全体像や大きさを掴めたら、ケント紙に下描きを描いていきます。
ケント紙に下描きをするときも鉛筆を使って軽い筆圧を意識して描いていきます。
シャープペンシルを使ったり、強い筆圧で描くと、ケント紙に跡がついてしまします。
線を消しても跡は残ってしまうので、後の工程でGペンが引っかかったりして悪影響があります。
時々裏返して透かして見ます。手の癖による形の歪みを確認できます。
下描きができたらGペンを使って本番の線を引いていきます。この工程を「ペン入れ」と言います。
Gペンはペン先が金属製で先が割れた形をしています。筆圧を強くするとペン先が開いて太い線を引くことができます。
筆圧をコントロールして太さが変化する線を引くことで線の強弱を表現できます。
まずは、コピー用紙に試し描きをして、Gペンの使い方に慣れていきます。
初めて使うGペンにもすぐ慣れて、本番のペン入れに移っていきます。
Gペンではペンを下側に動かさないと線が引けないので、紙を回して線を引いていきます。
広い範囲を黒く塗ることを「ベタ塗り」と言い、ベタ塗りには筆ペンを使います。先細った形を塗るときには細い所から広い範囲までいっぺんに塗ることができて、とても効率的です。
いよいよ最後の工程のスクリーントーン貼りです。スクリーントーンは小さな点が集まって色の濃淡を表現しているシートです。色があるところにスクリーントーンを貼ることで、白黒の印刷に適した色の表現ができます。
スクリーントーンを絵の上に置くと、絵が透けて見えます。まずは、貼る箇所の形より大きめに切りだします。この時にスクリーントーンのシートのみを切って台紙は切らない力加減で切るのがコツです。
スクリーントーンを台紙からはがして絵に貼り付け、形に沿って切っていきます。
この時に力を入れすぎると絵も一緒に切ってしまうので、先ほどの力加減を思い出して切るとシートのみを切ることができます。
3時間半に及ぶ長い講座でしたが、皆さん集中して作業を進めていました。
模写をすると何度も同じ絵を描くことになります。講座のはじめに先生が教えてくれたように回数ごとに絵を描くのが上達していくのがわかりましたね。
これからもマンガを描くのを楽しんでいきましょう!
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