2024.05.13

5月3日は、銅版画作家の武田あずみ先生(@azumi_takeda)にご協力いただき「紙版画づくりの講座」を開催しました。今回は、「クリスマスポップア...

5月3日は、銅版画作家の武田あずみ先生(@azumi_takeda )にご協力いただき「紙版画づくりの講座」を開催しました。 今回は、「クリスマスポップアップカード作り講座」等でお世話になっている望月先生(@bellcolune)もお手伝いに来てくれました。 はじめに、銅版画作家として活躍されている、あずみ先生に「銅版画」と「木版画」の違いについてお話していただきました。 「銅版画」は、版の平らな部分のインクが拭き取られ、溝の部分に残ったインクが紙に転写される「凹版」です。 「木版画」は、その逆で、溝の部分でなく、平らな部分のインクが紙に転写される「凸版」です。 先生の作品を実際に触って、凹版の特徴や美しさを確認しました。 今回、みんなにチャレンジしてもらう「紙版画」は凹版の手法で行います。 講座の日は母の日が近い日だったのであずみ先生から「お世話になっている人に向けて、メッセージカードを作ってみよう!」と提案していただきました。 先生のガイドに合わせて、お母さんの似顔絵を描く方もいれば、フリーハンドで描く方もいました。 下絵が完成したら、ドライポイントプレートに絵を重ねて、ボールペンで強くなぞって跡をつけていきます。 写し終えたら、ドライポイントプレートを好きな大きさにカットします。 続いて、ボールペンやカッター、ニードルを使って模様をつけていきます。 「かみの毛はニードルを使って表現しよう!」「洋服の模様はボールペンを使って柔らかな模様を表現してみたいな」と、皆さん工夫しながら道具を使い分けていました。 刷る工程では、紙版画にインクをつけて、延ばしていきます。 好きな色を選び、ヘラを使って版に色を入れていきます。 4種類のカードの中から好きなカードを選び、プレス機にセットします。 紙版画のうえにカードをセットし、プレス機のハンドルを回します。 素敵な作品に刷り上がりました!
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