2023.02.01

【2月の言葉】『ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず』鎌倉時代の前期、日本三大随筆のひとつ鴨長明の『方丈記』の冒...

【2月の言葉】
『ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず』
鎌倉時代の前期、日本三大随筆のひとつ鴨長明の『方丈記』の冒頭部分の一節です。
このあともこの世の無常を表現した美しい文が続きます。
ぜひ今一度読んで頂きたい名文です。

ブッダの言葉ダンマパダにも同様に無常を表した言葉がございます。

宗派は異なりますが、日本における曹洞宗の開祖の道元さんは「無常を観ずるは菩提心の一なり」
(無常を見つめることは、幸せになりたいという心をおこす第一歩である)と仰っております。

昔国語の授業で習った時にはあまりピンとこなかったのですが、多くの方を見送り、仏の教えに触れていくうちに、この無常感がじんわり来る年頃になってまいりました。
鴨長明の生きた時代や生涯を通して見てみると、より一層『生きた言葉』としてこの方丈記を読むことができる気がいたします。

🖌2月の御朱印です。
厭離穢土欣求浄土
(えんりえど ごんぐじょうど)

意訳)私たちが住むこの世は苦悩に満ちた世界であり、それを厭(いと)い離れ、臨終のゆうべには阿弥陀仏の浄土に生まれることを心からねがい求めます

家康公の旗印として知られること言葉は天台宗の僧侶、恵信僧都源信作の『往生要集』にもあるとおり浄土信仰の基となる思想です。
※本ニュースはRSSにより自動配信されています。
本文が上手く表示されなかったり途中で切れてしまう場合はリンク元を参照してください。
  • 浄土宗 新光明寺

    浄土宗 新光明寺

    ジョウドシュウ シンコウミョウジ

  • 〒421-2124 静岡県静岡市葵区足久保口組1996-1

    TEL:054-296-4522

    FAX:054-296-4540

  • 詳しく見る

NEW新着記事

TEL:054-296-4522
※お電話の際は、「しずおかネットを見た」と言っていただけると幸いです。

INFO基本情報

  • 浄土宗 新光明寺
  • ■名称

    浄土宗 新光明寺
  • ■フリガナ

    ジョウドシュウ シンコウミョウジ
  • ■住所

    〒421-2124 静岡県静岡市葵区足久保口組1996-1
  • ■TEL / FAX

    お問合せ:054-296-4522
    ※お電話の際は、「しずおかネットを見た」と言っていただけると幸いです。

    FAX:054-296-4540
  • 詳しく見る

CATEGORY記事カテゴリ