2025.01.13

1月6日は清水職業訓練協会、清水建築組合の斉藤寛晴先生と永井昌宏先生にご協力いただき「大工さんに学ぶイス作り」講座を開催しました。 今回は、親子で1か...

1月6日は清水職業訓練協会、清水建築組合の斉藤寛晴先生と永井昌宏先生にご協力いただき「大工さんに学ぶイス作り」講座を開催しました。 今回は、親子で1から木製のイスを作ります。 先生方に教えてもらいながら、頑張って作りましょう。 まずは材料や道具を確認します。 事前に準備してくださった様々な長さ、切り込みが入っている形の木材が何本もあります。 次に、道具の使い方を先生から教えてもらいました。 金づちは、力でたたくのではなく、手首を使って、振り落とすようにたたくと上手なくぎ打ちができるそうです。 はじめは平らな方でうち、最後にくぎを平らにするために丸い方で打ちます。 さしがねは、長さを測ったり線を引くだけでなく、直角に測ることができる、大工さんには欠かせない道具のひとつです。 のこぎりは、横びきと縦びきの刃が両側についていて、木の繊維に沿って切るときは縦びき、繊維を切断する場合は横びきを使うと教わりました。 さっそく、イス作りをはじめます。 さしがねを使って木材を26センチの長さに測り、のこぎりで切断します。 のこぎりは力の加減が難しく、途中で止まってしまう方もいましたが、切れたときは気持ちがいいですね。 次に木材を組み合わせていきます。 「きごろし」という技術で、木材をトンカチで少しだけ変形させることで、凹みの部分にぴったりはまるようにします。 ボンドをつけて固定し、ドライバーで穴を開けて、くぎ打ちをします。 難しいところは、親子で協力して行いました。 だんだん慣れてくると、自分たちで進めることができ、くぎを打つ姿もとてもかっこよかったです! はじめて道具を使う方もいて「あってるかな?できるかな?」と心配な様子でしたが先生方が優しく教えてくれました。 あちらこちらで「先生!先生!」と声がかかりましたが、失敗しても元に戻してくださったので安心しました。 みなさんそれぞれのペースで完成に向けてがんばって進めていきました。 足の部分ができたら、次は座面部分です。 イスの形が出来上がってきて、完成に向けてラストスパートです! 最後に、背もたれの部分に2枚の木材を組みあわせます。 お手本通りでなく、自由に考えて、自分なりのイスに仕上げていきます。 仕上げに、面の部分や角にヤスリをかけたり、くぎがちゃんと打てているかを確認します。 くぎ打ちをした場所は、濡れた布で拭くと、杉の木に水分が含まれ、へこんだ部分が多少元に戻るそうです。 とっても素敵に出来上がりましたね! 先生のオッケーが出たら、完成です。 最後に先生方から、「1つのものを作り上げる喜び、自分で1から作ることができた喜びを感じ取ってもらえたらうれしいです。」とお話がありました。 世界に一つだけの手作りのイス、大事にしてくださいね。 齋藤先生、永井先生、ありがとうございました。 またの開催をお楽しみに。
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