2024.10.03

9月14日は、工房リーフの先生方にご協力いただき、「フュージング」という技法でガラスのアクセサリーを作る講座を開催しました。フュージング技法とは、板ガ...

9月14日は、工房リーフの先生方にご協力いただき、「フュージング」という技法でガラスのアクセサリーを作る講座を開催しました。 フュージング技法とは、板ガラスや棒ガラスを電気炉で溶かして溶着させてアクセサリーなどを作る技法です。 「ミルフィオリ」というベネチアンガラスを使って、世界にひとつだけのオリジナル作品を作ります。 ミルフィオリは、ベネチアに古くから伝わる伝統技法で、溶けたガラスを型に押し込みながら何層もの模様を作る技法で作られたガラスのことです。 ベネチアンガラスのひとつ一つの色や形が異なるため、お気に入りのガラスを見つけるのも非常に楽しいです。 枠の中にデザインを完成させます。 色の組み合わせや空間の取り方など個性が豊かでどれも素敵です。 続いて、四角い板ガラスに接着剤をつけて、ベネチアンガラスを配置していきます。 ピンセットを使って丁寧に。 板ガラスに並べることが出来たら、アクセサリーの金具を選びます。 ネックレスやキーホルダー、ストラップの中から好きなものをひとつ選びます。 どんな作品になるか楽しみですね。 電気炉の温度は大体700℃ほどです。 電気炉で溶かす時間は約10分間です。 電気炉でガラスを溶かしている間、ガラスの歴史や特徴について教えてもらいました。 ガラスの誕生は何年前からでしょうか 5000年ほど前。 吹きガラスの技法は何年前から日本に伝わったか 2000年ほど前。 黒曜石はどのようにして使われていたか 旧石器時代はナイフとして使用され、縄文時代には狩りなどの道具として使われていたそうです。 クイズ形式でガラスの歴史や文化について楽しく学ぶことができましたね。 ガラスの溶けていく様子を途中、見せていただきました。 「すっごくきれい」「ガラスが溶けてドーム型になったね」「色も素敵」「とても楽しみ」ワクワクしますね。 ガラスを冷やすのに1時間程度かかります。 砂の中でゆっくり冷ますことで、割れにくいガラスになるそうです。 冷やす時間を利用して、アクセサリーを入れるボックスづくりをしました。 やや苦戦しながらも皆さん、とても上手に作ることが出来ました。 どの作品も色がとても鮮やかで美しいです。 岡部先生、貴重な機会をありがとうございました。
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